ネフローゼ症候群とは?
代表的な腎臓病のひとつに、ネフローゼ症候群があります。
たんぱく尿が出て、血液のタンパク質が不足する病気です。小児に多いのが「微小変化型」です。これは、ステロイド薬がよくきくため、寛解率(かんかいりつ)は高いのですが、再発率も高いことから油断は禁物です。その再発率は約50パーセントにものぼります。
治療法は、安静を守り、高タンパクの食事をとります。また減塩は必須です。と同時に、平行して薬物療法を行います。
タンパク質は、健康な成人で体重1キログラムあたり平均1.18グラムが1日の所要量です。育ち盛りの青少年の場合は、2.0グラム必要とされます。
ネフローゼ症候群では、尿にたんぱく質が失われていることから大目にとる必要があるとかつては考えられてきましたが、現在ではさほど意味がないとされます。一方、食塩は、むくみのないときでも8グラムを超えないようにし、むくみがあるときには1日3〜5グラムまで制限されています。
●ネフローゼ症候群のおもな症状
1.浮腫(むくみ)
・夕方、靴や指輪がきつくなります。体重が増加し、尿の量が減ります。
・足を指で押しても、皮膚がもとに戻りにくく、指跡がつきます。
・からだを動かすと息切れがします・・・胸水。
・からだを横にすると咳が出たり、呼吸が困難になる・・・胸水、腹水。
2.尿の異常
・尿の泡立ちが著しい。
・尿の色が濃くなったり、白っぽくなる。
3高血圧
・高血圧をともなう場合は、腎機能が悪くなっている可能性があります。進行性の場合が多い。
4.自覚症状
・顔面や足がむくむ。
・全身がだるい、疲れやすいなど。
5.循環血しょう量の減少が原因の症状
・血圧低下。
・ひん尿。
・乏尿。
・めまい、などがあげられます。
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