腎臓病の食事療法
腎臓病では、いずれの病気であれ、何らかの食事療法が必要となります。食事を注意することで機能が低下した腎臓にさらに負担をかけるのを予防し、病気の悪化を抑える、あるいは悪化のスピードを抑えることができからです。
基本は
1.エネルギーを確保する
2.タンパク質の量を制限し、バランスよくとる
3.食塩を制限する
4.カリウム、リンを抑える
5.水分を制限する
6.カルシウム、鉄、ビタミン類を不足なくとるです。
どの腎臓病かで、食事療法も変わってきますので、必ず主治医や栄養士に相談の上で行うようにしてください。
●慢性腎炎(まんせいじんえん)の人の食事
慢性腎炎の患者さんの食事はさほど制限がきついものではありません。
・タンパク質・・・1日60〜70グラム
・塩分・・・7グラム
・エネルギー・・・2000キロカロリー
腎臓病ではたんぱく質の量に注意するとともに、その質にも配慮します。
大豆製品(豆腐、納豆、みそ)も含めて動物性、植物性、バランスよくとります。
エネルギー不足になると、身体に負担がかかります。エネルギーを確保するために、間食で糖質をとるようにすると無理なくできます。手作りのお菓子を用意したりすることで楽しく食事療法を続けられるといいと思います。
また、3食を和食にしてお味噌汁をとってしまうと、塩分のとりすぎにつながります。
1日1食をパン食にするとバターやジャムでカロリーをとることができますし、塩分を減らしことができますよ。
サイト内関連記事
- ネフローゼ症候群とたんぱく尿
- 急性腎不全(きゅうせいじんふぜん)や慢性腎炎(まんせいじんえん)と並び、代表的な......
- ネフローゼ症候群とは?
- 代表的な腎臓病のひとつに、ネフローゼ症候群があります。 たんぱく尿が出て、血液の......
- 一次、二次ネフローゼ症候群
- 代表的な腎臓病のひとつ、ネフローゼ症候群は、腎糸球体(じんしきゅうたい)が免疫ま......
- 急性腎不全
- 急性腎不全(きゅうせいじんふぜん)は、急に腎臓の機能が低下し、尿が少なくなり、出......
- 腎性骨症
- 腎臓病で透析治療を長くおこなっていると、さまざまな合併症や随伴症状が出てきます。......
- 腎性貧血
- 腎臓の機能が衰えてしまったときに、そのはたらきを機械に代行してもらうのが、透析療......
- 腎臓病の人の食事の注意点
- 腎臓病の患者さんは、自らが主体となって生活を管理することが非常に重要です。 その......
- 腎不全の食事の工夫
- 腎不全(じんふぜん)の人の食事療法は、透析治療を少しでも遅らせるために非常に重要......
- 低たんぱく食
- 腎臓病の患者さんのうち、慢性腎不全(まんせいじんふぜん)とネフローゼ症候群の患者......
- 糖尿病性腎症
- 糖尿病(とうにょうびょう)の患者さんに発生する腎臓病のひとつに「糖尿病性腎症(と......
- 慢性糸球体腎炎
- 慢性糸球体腎炎(まんせいしきゅうたいじんえん)は、以前は、治癒することなく進行す......
- 慢性腎不全
- 腎臓病になるとさまざまな症状が現れてきます。 慢性腎不全(まんせいじんふぜん)は......
- 慢性腎不全の治療
- 腎臓の機能が健康な人の半分以下に落ちてしまった状態を「慢性腎不全(まんせいじんふ......
