腎臓病の人の食事の注意点

腎臓病の患者さんは、自らが主体となって生活を管理することが非常に重要です。
その柱となるのが、食事療法です。それによって病気が治癒するわけではありませんが、腎臓への負担を軽減し、病気の悪化を食い止める・・・遅らせることができるのです。
腎臓病の患者さんの食事療法のポイントは3つ。
1.タンパク質
2.塩分
3.エネルギーといわれています。

1.タンパク質
腎炎や腎不全の患者さんは、低たんぱく食をとります。また、ネフローゼ症候群の患者さんの場合、たんぱく尿が高度で、低タンパク血症を起こしている場合には、タンパク質を十分に補給する必要があります。

2.塩分
むくみや高血圧、また尿が少ない、あるいは出ないといった症状(乏尿、無尿)がある場合には、1日7グラム以下に制限するようにします。

3.エネルギー
エネルギーが不足すると、体力や抵抗力が落ちます。また、腎臓への負担も増します。特にネフローゼ症候群の患者さんは、十分なエネルギーを摂取しなくてはなりません。

その他、カリウムとリンを控えることも重要です。高カリウム血症や高リン血症を起こしやすい患者さんは注意しましょう。カリウムは果物に多いです。また、リンは食品のなかでは乳製品に多く含まれています。

透析を開始された患者さんの場合は、たんぱく制限は不要になります(むしろ、体重1キログラムあたり1日1.2〜1.5グラムの摂取が必要といわれます)。しかし、塩分、カリウム、リン、水分の制限は依然として必要です。

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